Free【週間ダイジェスト】12月6~11日

▽奉納摺りなど中止
 来年2月17~20日の「八戸えんぶり」を巡り、長者山新羅神社の柳川浩志宮司は6日、八戸市内で開かれた八戸地方えんぶり連合協議会の総会で、初日に執り行う「奉納摺(ず)り」と「長者山稲荷大神御神輿(みこし)渡御式」の二つの神事を中止する方針を明らかにした。全国的な新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた措置。

 ▽石橋氏が初当選
 任期満了に伴う横浜町長選は6日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の前町議石橋勝大氏(79)が1613票を獲得、5選を目指した無所属現職の野坂充氏(69)を313票差で破って初当選を果たした。

 ▽八戸で職場クラスター
 青森県などは7日、県内で新たに13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち11人が八戸市内在住で、7人は既に3人の感染が判明していた市内の事業所の同僚。市は「職場でのクラスター(感染者集団)が発生した」との認識を示した。

 ▽二戸管内で初確認
 岩手県などは8日、新たに軽米町の70代男性1人を含む男女4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。二戸保健所管内での感染確認は初めて。

 ▽八戸で飲食店クラスター
 青森県などは9日、県内で新たに9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。八戸市では20代と40代の女性2人の感染が判明し、うち20代女性は同市の接待を伴う飲食店の利用客。この飲食店では20~40代の男性従業員4人が既に感染しており、県は同日、クラスターが発生したと断定した。

 ▽MOX工場が正式合格
 原子力規制委員会は9日の定例会合で、六ケ所村で建設中のMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料加工工場が新規制基準に適合していると認める「審査書」を全会一致で決定した。申請から6年11カ月を経て審査に正式合格した。

 ▽在任日数最長に並ぶ
 大島理森衆院議長(74)は11日、明治憲法下の帝国議会を含めた議長の通算在任日数が2029日に達し、2003年11月~09年7月に務めた河野洋平氏(83)と並んで歴代最長タイとなった。

 ▽プルサーマル12基へ
 電気事業連合会が、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を利用するプルサーマル発電炉について、「16~18基」という導入目標を断念し、新たに「2030年度までに少なくとも12基」とする方向で検討していることが11日、関係者への取材で分かった。

 
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