Free演劇「岬のマヨイガ」制作発表 震災テーマ、初舞台化 二戸、久慈公演も

来年2、3月に上演される演劇公演「岬のマヨイガ」の制作発表
来年2、3月に上演される演劇公演「岬のマヨイガ」の制作発表

来年2、3月に久慈、二戸両市を含む5会場で上演される演劇公演「岬のマヨイガ」の制作発表が7日、盛岡市内で行われた。同市在住の児童文学作家・柏葉幸子さんが東日本大震災をテーマに人とのつながりと心の再生を描き、野間児童文芸賞を受賞した小説を、震災10年の節目に合わせて初めて舞台化。主演の女優・竹下景子さんもオンラインで参加し、公演に向けた意気込みなどを語った。

 NPO法人いわてアートサポートセンターと宮古市民文化会館の企画・制作。岩手ゆかりの演出家で、日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞の詩森ろばさんが脚本・演出を担当する。

 制作発表には柏葉さん、詩森さんと、アートサポートセンター理事長でプロデューサーの坂田裕一さんが出席。柏葉さんは「皆さんに喜んでもらえる芝居になると期待している」、詩森さんは「楽しく元気になれる作品にしたいし、そうできるメンバーがそろった」と思いを語った。

 また、オンラインで参加した竹下さんは「楽しく見ていただき、『いい時間を過ごせた』と思ってもらえるように頑張りたい。稽古ができる日が来るのを、指折り数えて待っている」と話した。

 公演は来年2月6日の宮古市民文化会館を皮切りにスタート。同9日に盛岡市の盛岡劇場、同11日に二戸市民文化会館、同13日に久慈市文化会館、3月17~21日に東京芸術劇場で上演される。

 チケットは17日から発売開始。問い合わせは、NPO法人いわてアートサポートセンター=電話019(656)8145=へ。