Free六ケ所村12年連続県内トップ/17年度市町村民所得

青森県は22日、2017年度の市町村民経済計算を公表した。1人当たりの市町村民所得は、核燃料サイクル施設が立地する六ケ所村が1460万円(前年比12・0%減)で12年連続トップ。1千万円超えは県内市町村では唯一だった。2位以下は西目屋村296万円(11・2%減)、おいらせ町263万円(0・2%増)、八戸市262万円(1・7%減)と続いた。

 前年度に比べ住民1人当たりの所得が減ったのは19市町村に上り、ほかの市町村でも増加率は低水準だった。

 賃金が増えて雇用者報酬は増加したが、企業所得が減少したことが要因。業種別に見ると、製造業では電子部品・デバイスや食料品で原材料費が高騰し、農業は野菜価格が低下したのが影響した。

 各市町村の経済活動を示す市町村内総生産は、製造業や建設業、農業の下落により24市町村が減少。青森市9741億円(0・1%増)、八戸市8987億円(1・6%減)、弘前市5586億円(3・6%減)などとなった。

 市町村民経済計算は、市町村内で年度内に生み出された付加価値を、生産と分配の二つの面から捉えた指標。市町村民所得は企業所得も含まれるため、個人の所得水準とは異なる。