Free東証、全株式の売買停止

東京証券取引所でシステム障害が発生し、株価の表示(上)が消えた名古屋市内の株価ボード=1日午前9時43分
東京証券取引所でシステム障害が発生し、株価の表示(上)が消えた名古屋市内の株価ボード=1日午前9時43分

日本取引所グループ(JPX)傘下の東京証券取引所は1日、システム障害が発生したことから株式全銘柄の売買を停止した。注文の受け付けも取りやめた。午前9時の取引開始前から相場情報の配信が滞ったという。原因の究明と復旧を急いでいる。東証のシステムを利用する札幌証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所も1日、株式全銘柄の売買を停止した。

 

東証では2018年にも注文の一部が受け付けられなくなるトラブルがあったが、全銘柄が取引できなくなる大規模な障害は極めて異例。取引開始前に投資家が出していた売買注文の扱いが不透明で、混乱が広がりそうだ。

 

東証とは別のシステムを使っている、JPX傘下の大阪取引所では、株価指数などの先物取引が1日朝から通常通り実施された。同様に傘下の東京商品取引所でも原油先物などの日中取引が行われた。

 

機関投資家などが利用する、東証の立会外取引も売買停止とした。システム障害に伴い、東京株式市場の主要な株価指数である日経平均株価(225種)と東証株価指数(TOPIX)は正常に算出されない状態が続いた。