Freeイチゴ狩りで魅力PRへ 下北夏秋いちご生産者

イチゴ狩りを体験する宮下宗一郎市長(右)と夏秋いちごツインズ
イチゴ狩りを体験する宮下宗一郎市長(右)と夏秋いちごツインズ

新型コロナウイルスの影響を受けた減収分を補おうと、むつ市と東通村の「下北夏秋いちご」の3生産者が、下北地域の住民を対象にイチゴ狩りを初めて開催している。下北夏秋いちごは市場価格の低迷や出荷調整で苦しんでおり、あべファーム(同市大畑町)の阿部伸義社長は「少しでも収入につなげるとともに、地元住民にこのイチゴを知ってもらう機会になれば」と語った。
 イチゴ狩りを開くのは他に、大室農園(むつ市)と濱田農園(東通村)。大室農園が収入確保のために新たに観光農園を企画。新規就農者仲間である、あべファームと濱田農園も歩調を合わせることにした。
 18日は、あべファームのビニールハウスで宮下宗一郎市長と市職員扮(ふん)する「夏秋いちごツインズ」がイチゴ狩りを体験。真っ赤な実を摘み取り、練乳をかけて味わった。
 イチゴ狩りは要予約。営業時間は午前9時~午後4時。料金は高校生以上2千円、中学生以下千円。時間無制限で食べ放題。期間は今月31日までで、市場の動向を見て延長も考える。
 問い合わせは大室農園=電話090(8255)5911=、あべファーム=同090(7322)2950=、濱田農園=同080(2803)5622=へ。

 
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