Free9月6日、十和田で「黒にんにくサミット」

小山田久市長(中央)に黒にんにくサミット開催の協力を依頼した柏崎進一理事長(右から2人目)ら=31日、十和田市
小山田久市長(中央)に黒にんにくサミット開催の協力を依頼した柏崎進一理事長(右から2人目)ら=31日、十和田市

青森県黒にんにく協会(柏崎進一理事長)とNPO法人黒にんにく国際会議(同理事長)は9月6日、十和田市のJA十和田おいらせ本店で、第5回世界黒にんにくサミットを開く。同市が会場になるのは初めてで、新型コロナウイルスを考慮し、例年より規模を縮小して開催。参加者は栄養価が高い黒ニンニクを生かして、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」の時代にどう社会貢献できるかを探る。
 サミットは、県産の高品質な黒ニンニクの普及促進を目的に、16年から実施。過去4回は八戸市が会場だったが、今年はニンニクの生産量全国トップクラスの十和田市とした。
 一般参加は受け付けず、関係者30~50人規模で開催する。同協会は今春、新型コロナと戦う医療従事者を応援しようと、同市立中央病院など県内外の医療機関に黒ニンニクを無償提供した。サミットでは、その活動報告や、感染症対策と黒ニンニクについての講演、免疫向上レシピの表彰などを行う。
 31日は柏崎理事長ら4人が市役所を訪れ、小山田久市長に協力を要請した。
 席上、柏崎理事長は「研究活動の火を絶やさないため、最小限でも開催することを決めた」と話した。これに対し、小山田市長は「市内はニンニクの生産量は多いが、見えるPRができていなかった。十和田での開催を決断してもらえるのはありがたい」と、協力を快諾していた。小山田久市長(中央)に黒にんにくサミット開催の協力を依頼した柏崎進一理事長(右から2人目)ら=31日、十和田市

 
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