Free中村理々華さん(小久慈小)に農水大臣賞/全国木工工作コンクール

木工作品「小鳥の音楽会」で農林水産大臣賞を受賞した中村理々華さん
木工作品「小鳥の音楽会」で農林水産大臣賞を受賞した中村理々華さん

第44回全国児童・生徒木工工作コンクール(日本木材青壮年団体連合会主催)で、久慈市立小久慈小5年の中村理々華(りりか)さんが制作した木工作品「小鳥の音楽会」が農林水産大臣賞を受賞した。中村さんは「こんなに大きな賞をもらえてうれしい」と喜んでいる。
 2019年度に実施されたコンクールで、全国の小中学生から2万7698点の応募があった。昨年の夏休みに制作した中村さんの作品は、小学校低学年(4年以下)で久慈地域と岩手県の審査を通過し、今年3月の最終審査で部門トップの賞に決まった。
 小鳥の音楽会は、穴の空いた輪切りの丸太に、クルミやツバキの実で作った鳥たちをにぎやかに配置した作品。卵を温める親鳥やブランコを楽しむ小鳥もおり、今にもさえずりが聞こえてきそうな出来栄え。裏側にはテレビのリモコンを置くこともできる巣箱も取り付けた。
 丸太は親戚からもらい、木の実や枝、根などの材料は母親と一緒に集めた。「小鳥を乗せるブランコのバランスを取るのが大変だった」と中村さん。細部にもこだわり、約1カ月間、制作に励んだ。
 22日は市役所を訪問。受賞の報告を受けた遠藤譲一市長は「地域みんなにとってうれしい受賞。ぜひ、多くの市民に見てほしい」とたたえた。市は当面、市役所に作品を展示する予定。