Free国内外の気鋭作家が異空間演出「アーツ・トワダ」10周年企画展、23日スタート/十和田

内覧会で披露された津田道子さんの作品室=11日、十和田市
内覧会で披露された津田道子さんの作品室=11日、十和田市

十和田市のアートによる街作りプロジェクト「アーツ・トワダ」の10周年を記念した企画展「インター+プレイ」展が23日、市現代美術館や街中で始まる。2022年5月29日まで3期に分けて実施し、国内外の気鋭作家が“アートの街”ならではの異空間を作り出す。11日は同館で先行プレス内覧会が行われ、作品の一部が公開された。
 アーツ・トワダは、08年に開館した同館を中心に街全体を美術館に見立てる取り組みで、10年4月にグランドオープンした。
 企画展は当初、4月18日から21年5月30日の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で開幕前に休館になり、スタートが3カ月以上遅れていた。
 一方で、同館は県外客が7割を占めることから、国内の感染状況を鑑み、鑑賞機会を確保するため会期を1年延長することにした。
 企画展の期間中は、全会期を通じた野外展示や音楽、ダンスのパフォーマンス、会期ごとに入れ替わる館内展示などめじろ押し。
 この日の内覧会では、第1期(7月23日から21年8月29日)の館内展示として、枠内の鏡や映像で視覚的な錯覚を引き起こす津田道子さんの作品と、赤を基調に制作した松原慈(めぐみ)さんの作品が公開された。
 鷲田めるろ館長は「さまざまなジャンルの作家に依頼した。アーツ・トワダや環境に合わせた作品を考案してくれている」と強調。松原さんも駆け付け、自身の作品の解説を行った。
 このほか開幕までに、街中にも作品が完成する予定。