Free「夏季県高校野球大会」独自開催 7月14日開幕、無観客で/青森県高野連

臨時常任理事会で夏の青森大会の代替大会開催を決め、会見する青森県高野連の赤井茂樹会長(右から2人目)ら=5日午後4時ごろ、青森市の県総合社会教育センター
臨時常任理事会で夏の青森大会の代替大会開催を決め、会見する青森県高野連の赤井茂樹会長(右から2人目)ら=5日午後4時ごろ、青森市の県総合社会教育センター

青森県高校野球連盟は5日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった第102回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)と同青森大会の代替大会として、「夏季県高校野球大会」を独自開催すると発表した。会期は当初の青森大会と同じ7月14日から同28日までで、トーナメント戦。開催に当たっては、日本高校野球連盟が示した感染症拡大防止のためのガイドラインに沿って、当該試合の部員や保護者を除いて無観客で行う。組み合わせは6月30日に決まる。
 青森市内で5日に行われた県高野連の臨時常任理事会で、代替大会開催が決定。終了後に会見した赤井茂樹会長(県立青森工高校長)は「緊急事態宣言が解除され、日本高野連のガイドラインに沿って実施できる見通しが立った。各校も大会まで十分な練習時間を確保できる見通しだ」と説明した。
 県高野連が日本高野連の甲子園大会中止決定を受け、加盟校に実施したアンケートでは、当初から今夏の青森大会に出場予定だった55チーム(連合含む)のうち、休校中のため回答を保留した八戸高専以外の54チームが、代替大会に参加する意向を示したという。
 代替大会は、宿泊を伴う大会方式を避けるため、当初会場に予定していたダイシンベースボールスタジアム(青森市営)、弘前はるか夢、八戸長根、六戸メイプルの4球場に加え、青森県営も使用。各球場とも1日当たりの試合数を最大2試合に制限し、組み合わせ抽選後に対戦カードに応じて球場を割り当てる方針。
 組み合わせは完全フリーで抽選する。例年は春季県高校選手権の上位8チームがシード校となるが、今年は中止されたため。
 日程は7月14~16日に1回戦計25試合、18、19日に2回戦16試合、21日に3回戦8試合を5球場で実施。23、24日に準々決勝、26日に準決勝、28日に決勝をそれぞれ青森市営で行う予定。17、20日は調整日、22、25、27日は休養日とする。
 代替大会では出場全チームが集まる開会式は実施しない。選手や来場者用に消毒液を各会場に準備するほか、検温の徹底など、日本高野連が示したガイドラインに沿って実施する。閉会式は決勝進出2校で行う。
 赤井会長は取材に「球児の努力が報われる場を作りたかった。感染症の状況も踏まえ、必要に応じて開催方法を柔軟に考えたい」と語った。 県高野連は今後、加盟校から意見を募り、6月30日の常任理事会で大会方式を正式決定する方針。