Free後輩がOBにサプライズ 新型コロナで卒業式縮小の明治小野球部

野球部の後輩(右)からプレゼントを受け取る卒業生
野球部の後輩(右)からプレゼントを受け取る卒業生

卒業生にサプライズでお祝いを―。新型コロナウイルスの影響で、通常の卒業式を迎えられなかった6年生に感謝の気持ちを伝えようと、八戸市立明治小(老久保智校長)の野球部「明治ドラゴンズ」のメンバーが19日、野球部OBの卒業生に寄せ書きや記念品をプレゼントした。卒業生たちは突然の出来事に驚きつつ、在校生の粋な計らいに笑顔を見せた。
 同校では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、卒業生と保護者のみが出席。在校生の呼び掛けなどは中止となった。
 3日から一斉休校になり、部活動もできなくなったことから「何か6年生に感謝の気持ちを示したい」とキャプテンの柳町豪君(11)を中心に卒業生へのプレゼントを企画。式後に、寄せ書きや写真を収めたアルバムと背番号が付いたうちわを贈ること決めた。
 正午前、玄関前に2~5年生の野球部10人が一列に並んで校舎から出てくる卒業生を出迎え。「6年生のおかげで強くなりました」と声を掛け、卒業生9人にプレゼントを手渡した。卒業生の髙屋敷琉(ひろと)君(12)は「びっくりしたけれど、うれしい。中学生になっても野球を続けて県大会に出場したい」と笑顔を見せた。