Free被災の教訓語り継ぐ 青森市で東日本大震災の写真展

展示している写真について説明する今村修さん
展示している写真について説明する今村修さん

青森まちかど歴史の庵(いおり)「奏海(かなみ)」(青森市本町2丁目)で、2011年に発生した東日本大震災をテーマとした写真展が開かれており、当時の被害の様子を伝えている。31日まで。

 青森まちかど歴史の庵「奏海」の会(相馬信吉代表)が主催する写真展は、震災の教訓を語り継ごうと12年から毎年開催。今年は、青森、岩手、宮城、福島各県で発生した津波や火災の写真、新聞のスクラップなど13年分の記録を展示している。

 震災後、青森市民を中心に被災地支援の会をつくり、各県の仮設住宅を回ってリンゴを届ける活動などをしたという同会の今村修さん(82)は、「耳で聞くだけではなく目で見て、自分だったらどうするか、被災に遭った人をどう応援するかを考えるきっかけになれば」と話した。

 時間は午前10時~午後5時。入場無料。毎週月曜と第2、第4日曜は休み。

 
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