Free特産品セット販売や企業紹介に力 結成2年、にのへシャドーズ新たな挑戦
二戸市に光を当てる影の“秘密結社”として、情報発信活動などに取り組む団体「にのへシャドーズ」は22日、発足から2周年を迎えた。同市のなにゃーとでメンバーが会見し、公式サイトでのユニークな企業紹介や、特典付きの特産品販売などの企画を発表した。
シャドーズはこれまで、メンバーの「シャ員」を対象に、市内の協賛店で特典を受けられるサービスを展開。公式サイトでシャ員の登録を受け付け、16日時点で524人まで増えた。
交流サイト(SNS)を通じた二戸の魅力発信に加え、最近はシャドーズのオリジナルグッズや、LINE(ライン)で使える絵文字の販売などに自主的に取り組むシャ員も。
2周年記念の特産品販売は、なにゃーと物産センターの店頭とインターネットショップで3月4日から開始する。二戸特産の米や肉、お菓子などのセットを3千円、5千円、1万円の3種類用意し、数量限定で提供。価格に応じ、シンボルキャラクター「フィクサー」のステッカーやフィギュアといった特典が付く。
公式サイトでは3月から順次、地元の企業や団体をフィクサーが“突撃取材”し、代表へのインタビューや事業内容を伝える動画を紹介する予定。
この他、シャ員の情報発信の貢献度に応じ、オリジナルグッズを贈呈する企画も4月1日に開始する。
主要メンバーの1人で「シャ長」を名乗る、同市の小松製菓執行役員の青谷耕成さんは「協力企業・団体やシャ員を今後も増やし、さらに意欲的に活動していく」と抱負を語った。
企画の詳細は、にのへシャドーズのサイトで確認できる。アドレスはhttps://ninohe.black/