Free「苦手科目克服できた」 三戸土曜塾で閉塾式

三戸土曜塾に通った感想を発表する生徒
三戸土曜塾に通った感想を発表する生徒

三戸町内の元教員や町職員が、ボランティアで学習指導する「三戸土曜塾」の2023年度閉塾式が24日、町中央公民館で開かれた。町内の中学3年生15人が1年間の努力を振り返り、高校での成長を見据えた。

 本年度は中学3年生のみを対象として計41日実施。国語、数学、英語を指導したほか、町立小中学校の独自教科「立志科」として有識者の講演などを行った。

 閉校式では、生徒が順番に「苦手科目を克服できた」「時間を守ること、あいさつすることの大切さを学んだ」などと感想を発表。

 三戸土曜塾の会の大庭礼子会長は「古里である三戸町、青森県に恩返しをしてほしい。そして疲れたときは古里に帰ってきて」とエールを送った。

 生徒のリーダー役を務めた水梨真優さん(15)は取材に「苦手だった英語に自信が付いただけでなく、人として大事なことも教わった。学んだことを忘れずに高校でも頑張りたい」と話した。

 
お気に入り登録