八戸地区自衛隊協力会（武輪俊彦会長）は１５日、八戸プラザアーバンホールで２０２４年の自衛隊入隊予定者激励会を開いた。八戸市内や近隣市町村の入隊予定者が、国防を担う決意を新たにした。

　入隊予定者６７人中４３人が出席し、保護者や自衛隊関係者が門出を祝った。武輪会長は「若い力と柔軟な思考、みなぎる体力が強固な国防体制を生み出す。胸を張って職務を遂行して」と激励した。

　２２年春に入隊した海上自衛隊第２整備補給隊（八戸市）の西村愛海士長（２０）は、「自衛隊は自分自身を成長させられる最高の場所。力を合わせて頑張ろう」と歓迎の言葉を述べた。

　入隊予定者を代表し、青森県立八戸西高３年の田中宏和さん（１８）が「今まで経験したことのない困難に直面することもあるかもしれないが、あらゆる困難に耐え、たくましく成長したい」と決意を述べた。