Freeコラボゴボウでウィンウィン ヴァンラーレ応援、ユニバースで販売

「めぇごぼう」のシールの貼付作業を手伝う宮本拓弥選手(右)と國分将選手=20日、おいらせ町向平
「めぇごぼう」のシールの貼付作業を手伝う宮本拓弥選手(右)と國分将選手=20日、おいらせ町向平

サッカーJ3のヴァンラーレ八戸、北東北でスーパーを展開するユニバース(八戸市)、野菜生産を手がけるマルタケ(おいらせ町)がコラボした「特別栽培めぇごぼう」がお目見えした。ユニバースの食物残さを活用した堆肥を使って栽培したもので、7月から販売しているニンジンに次ぐ第2弾。10月上旬からユニバースの店頭に並んでおり、売り上げの一部はヴァンラーレに寄付される。

 マルタケは2年前からユニバースと連携。食物残さでつくった汚泥肥料を利用し、化学肥料を50%未満に抑えることで、味が濃く甘くなるという。

 20日はおいらせ町向平にあるマルタケの作業場で、ヴァンラーレの選手2人がシールの貼付を手伝った。

 國分将選手は「サッカーができるのは応援してくれる企業のおかげ。『ウィンウィン』になれる取り組みだと思う」と強調。きんぴらごぼうが好きだという宮本拓弥選手は「たくさん買ってほしい」と呼び掛けた。

 マルタケの竹ケ原正克社長は「ヴァンラーレをきっかけに全国で活躍する子どもたちを育ててもらえれば。そしてJ2昇格を!」と発破をかけた。

 先行して販売しているニンジンは、これまでに約5万パックを売り上げた。

 
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