Free競技の垣根越え技術学ぶ ブレイズGK畑選手、ヴァンラーレ見学

ヴァンラーレ八戸の練習を見学し、チームスタッフと意見を交わす東北フリーブレイズの畑享和選手(左)
ヴァンラーレ八戸の練習を見学し、チームスタッフと意見を交わす東北フリーブレイズの畑享和選手(左)

アイスホッケーアジアリーグの東北フリーブレイズのGK畑享和選手(33)が18~20日、サッカーJ3のヴァンラーレ八戸の練習を見学するなどして、競技の垣根を越えてGKというポジションの技術や心構えを学んだ。

 所属選手のセカンドキャリア支援を目的に、ブレイズが昨年6月から進めているキャリアデザインプロジェクトの一環。

 畑選手は5年ほど前から、チームのアカデミー事業や個人で子どもに技術を指導。いずれは指導者の道も考えているという。加えて「競技は違うが同じ地域のプロスポーツチーム同士で刺激を」との思いから、ヴァンラーレに交流を申し出た。

 18日、八戸市多賀多目的運動場人工芝球技場で、ヴァンラーレのGKの相澤ピーターコアミ、谷口裕介両選手の個別練習を中心にチーム練習に熱視線を送った畑選手。畑選手によると、サッカーなどとは違い、アイスホッケーはポジション別のコーチや練習がないという。

 見学後、ヴァンラーレの山田賢二キーパーコーチとも意見を交わし、コーチ業について理解を深めた。畑選手は「学んだことを自分やチームに還元するほか、子どもたちへの指導に役立てたい」と語った。

 
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