Free入館者60万人達成 七戸・鷹山宇一記念美術館

60万人目の入館者となり、髙岡和人理事長(左)から花束を受け取る八重樫美穂子さん
60万人目の入館者となり、髙岡和人理事長(左)から花束を受け取る八重樫美穂子さん

七戸町出身の洋画家・鷹山宇一さんの画業を顕彰する町立鷹山宇一記念美術館が2日、1994年8月の開館以来、入館者60万人を達成した。この日は美術館でセレモニーがあり、節目の入館者となった青森市の主婦八重樫美穂子さん(61)に花束と記念品が贈られた。

 美術館は鷹山作品の常設展示やさまざまな美術作品をはじめ、サブカルチャーなど個性的なテーマの企画を開催している。今年4月15日からは「コンドウアキのおしごと展」が開かれており、6月1日時点で8千人以上が訪れている。

 八重樫さんは「コンドウアキのおしごと展」を鑑賞するため長女と2人で来館。関係者に節目の入館者であることを伝えられ、鷹山宇一記念美術振興会の髙岡和人理事長から花束と鷹山さんの画集、コンドウアキさん著の書籍を受け取った。過去4~5回は来ているという八重樫さんは「昔、七戸町に住んでいたこともあってなじみのある美術館。60万人目と言われて驚いたが、記念になってとてもうれしい」と喜ぶ。

 髙岡理事長は「今後は70万人を目指して、皆さんにいろいろな作品の鑑賞の機会を提供したい」と語った。

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