Free朝のニュースダイジェスト(3月12日)

【震災から12年 各地で祈り】
 全国で2万2000人を超える死者・行方不明者(関連死を含む)を出した東日本大震災から11日で12年となった。大津波に襲われた青森県南、岩手県北両地方の沿岸部では犠牲者を悼み、遺族や住民らが鎮魂の祈りをささげた。復興を誓うとともに「震災の記憶を後世に伝える」との思いを胸に刻んだ。

 【青森で107人が感染】
 青森県は11日、107人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者数は前の週の同じ曜日から33人増加し、5日連続で前週を上回った。

 【岩手は78人】
 岩手県は11日、新たに78人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県北地方では、久慈保健所管内で1人、二戸管内で3人の感染が判明。県全体の感染者数は累計23万3614人となった。

 【決戦に向けてギア上げる】
 6月4日投開票の青森県知事選で、自民党県連が自主投票とする方針を決めてから初の週末となった11日、立候補を予定している前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)、青森市長の小野寺晃彦氏(47)は6月の決戦に向けてギアを上げた。両氏ともに政党の全面的な支援が見込めない中、地元以外での活動を本格化。明確に態度を表明した首長と連携する動きも出始めている。

 【知事選で立民県連、18日までに方向性】
 立憲民主党青森県連は11日、青森市で役員会を開いた。6月4日投開票の青森県知事選の対応について、18日に開く幹事会までに各総支部で意見を集約し、一定の方向性を決めることを確認した。主戦論を掲げ、独自候補の模索を続けてきたが、これまでに具体的な候補者名は上がっておらず、擁立は厳しい状況だ。

 
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