Free山本(八戸市協会)大会新V スピード成年男子1500/八戸国体

スピード成年男子1500メートルで頂点に立ち、今大会青森県勢初の優勝者となった山本大史=1日、YSアリーナ八戸
スピード成年男子1500メートルで頂点に立ち、今大会青森県勢初の優勝者となった山本大史=1日、YSアリーナ八戸

特別国民体育大会冬季スケート・アイスホッケー競技会「未来へつなぐ八戸国体」は1日、八戸市と南部町で2競技が行われ、スピード成年男子1500メートルで山本大史(市スケート協会)が五輪代表の一戸誠太郎(山形・ANA)らを抑え、大会新記録で頂点に立った。今大会、青森県選手団初優勝。スピード成年男子の個人種目優勝は、2004年に同市で行われた「活彩 はやて国体」で500メートルを制した清水亮平(当時吉田産業)以来、19年ぶり。

 全国の強豪8人で争った決勝レースで、山本は中盤まで後方を追走。残り300メートル付近からラストスパートを仕掛け、同走選手と競り合いながらゴールした。五輪出場歴のあるウイリアムソン師円(山形・タカミヤホテルグループ)に次ぐ2番手でのゴールだったが、ウイリアムソンが責任先頭を未完了だったため、山本の優勝が決まった。

 終了後、県勢では久々となる国体優勝者に対し、会場に駆けつけた観客や選手団は大きな拍手を送った。

 スピードではほかに、少年女子1500メートルの根城理実(八戸西高)が5位、成年女子同の木村咲映(八学大)が6位にそれぞれ入賞した。

 
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