Freeお手玉やめんこで楽しく 洋野・大野小児童と地域住民、昔遊びで交流

「竹がっぱ」で競争する児童

洋野町立大野小(久保田純子校長)で24日、児童と地域住民による昔遊び交流会が行われた。1年生14人はお手玉、こま回しなどに熱中した。

児童が伝統行事に触れる機会創出などを目的に、10年以上にわたり実施。今回は学習支援ボランティア6人が協力した。

子どもたちはボランティアの助言を受け、「竹がっぱ」やめんこ遊び、お手玉などに何度も挑戦。「良い音がするね」「難しいけど面白い」と歓声を上げながら親交を深めた。

ミズキ団子作りで色とりどりの飾り付けを楽しんだほか、笹笛やあやとりなどを紹介する紙芝居を通して昔からの遊びに理解を深めた。

佐々木菫さん(7)は「ボランティアの皆さんのおかげで楽しめた。前よりも上手にお手玉で遊べたよ」と声を弾ませた。

ロシアの侵攻を受けるウクライナから町に避難しているウエノ・セミョン君(8)とウエノ・マクシム君(8)も参加し、日本の文化に関心を深めた様子だった。

 
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