Free丸イモの独特の食感味わう 五戸町内の小中学校、給食に登場

丸イモ独特の食感を確かめるように味わう五戸小の児童

五戸町内の小中学校で3学期が始まった13日、給食の献立に、町の隠れた特産品といわれる丸イモ(ツクネイモ)が初めて登場した。メニューは「五戸の丸いもとわかめのみそ汁」で、町立五戸小と五戸中に計620食を提供。児童生徒たちは丸イモの独特の食感を味わった。

丸イモは青森県南地方で盛んに栽培されているが、ほとんどが和菓子などの原材料として関西地方に出荷されるため、地元ではなじみが薄いという。

使用された丸イモは、町と八戸市の有志でつくる「ごのへ丸いも部」(風間一恵代表)が、同町手倉橋地区の畑で栽培した物。

この日、風間代表が五戸小を訪れ、児童らに「加熱するとふわふわした食感が楽しめる。町内のスーパーでも売っているので、この機会に自宅でも食べてほしい」とアピール。児童らは食感を確かめるようにじっくり味わった。

6年福山悠吾君(12)は「初めての食感で、とてもおいしかった。とろろにしても良さそう」と興味を持った様子だった。


 
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