Free津軽三味線に興味津々 十和田中生が演奏技術学ぶ

全校生徒の前で津軽三味線を演奏する渋谷幸平さん(右)
全校生徒の前で津軽三味線を演奏する渋谷幸平さん(右)

十和田市立十和田中(附田篤校長)の生徒が21、22の両日、津軽三味線奏者の渋谷幸平さん(黒石市出身)を講師に、三味線の歴史と演奏を学んだ。22日は渋谷さんがミニコンサートも行い、全校生徒はプロが披露する情感あふれる演奏を楽しんだ。

 伝統芸能体験として初めて実施。渋谷さんと指導助手の山口健太郎さんは、2日間に分けて各学年を指導。生徒は三味線の基礎的な知識を学び、「さくらさくら」「津軽じょんがら節」の2曲を課題に演奏技術を習った。

 最終日後半のミニコンサートでは、渋谷さんは三味線を始めたきっかけや人との出会いなどエピソードを語りつつ、生徒に教えた2曲や「津軽あいや節」「津軽よされ節」など多彩な楽曲を体育館に響かせた。

 2年の高渕真緒さん(14)は「うまく弾けると達成感があった。プロの迫力ある音色と指使いが素晴らしく、三味線により興味が湧いた」と話した。

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