Free日米合同演習始まる 三沢では救助、情報収集訓練など実施

自衛隊と米軍による日米共同統合演習「キーン・ソード23」が10日、全国各地の自衛隊施設や在日米軍基地で始まり、青森県内でも三沢対地射爆撃場(三沢市、六ケ所村)や三沢沖などで救助訓練や総合ミサイル防空訓練が行われた。19日まで。

 演習内容は東北防衛局を通じ、前日に周辺自治体に周知される。同防衛局が9日に公表した内容によると、10日は三沢対地射爆撃場で米軍の輸送機CV22オスプレイによる救助・情報収集訓練のほか、陸上自衛隊八戸駐屯地で電波状況を確認する「統合電磁波作戦」などを展開したとみられる。

 陸自八戸駐屯地には、7、8日に準備としてオスプレイが飛来しており、期間中は、同駐屯地で同機を使った演習が行われる可能性もある。

 キーン・ソード23は1985年に始まり、おおむね2年に1度のペースで行われている。今回で16回目。

 防衛省統合幕僚監部によると、期間中は自衛隊約2万6千人、艦艇約20隻、航空機約250機が参加。米軍は約1万人、艦艇約10隻、航空機約120機が訓練に臨み、オーストラリアやカナダ、英軍も演習に加わる予定だ。

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