八戸市の八食センターで９日、「八食文化祭」が始まった。ダンスやライブ、郷土芸能、雑貨の手作り体験など、青森県内の多種多様な団体によるパフォーマンスやブースの出展があり、子どもからお年寄りまで多くの来場者でにぎわっている。１０日まで。

　新型コロナウイルス禍で活動が制限されていた団体に、練習の成果を披露する場を提供しようと、八食センターが初めて企画。館内を５会場に分け、ステージイベントやワークショップなどを展開している。

　９日は、県立八戸東高書道部によるパフォーマンス、ダンス、空手、えんぶりなどが披露された。サッカーの技をパフォーマンスとして見せる、フリースタイルフットボールチーム「ＴＭ　ＧＥＴＷＯＲＫ」は、音楽に合わせてボールを自在に操り、会場を大いに盛り上げた。

　同市の中居貞子さん（３９）は「娘がダンスに出るので来たが、いろんなものが見られて面白い。買い物や昼食も楽しめるので最高」と笑顔だった。

　入場無料。時間は午前１０時～午後４時。