Free朝のニュースダイジェスト(8月10日)

【下北豪雨から1年】
 昨夏に下北、上北地域を襲った豪雨災害から10日で1年。被災した国道279号は、崩落したむつ市大畑町の小赤川橋の架け替えが進むほか、大規模な土砂崩れが発生した風間浦村下風呂地区の区間は年内にも工事が完了する見込み。本州最北の温泉街「下風呂温泉郷」(同村)も、以前のにぎわいを取り戻しつつある一方、川の氾濫で住宅被害を受けた同市赤川村地区の一部住民は、いまだ元の暮らしに戻れず、生活再建は道半ばだ。

 【八戸市営魚菜小売市場の店子を募集】
 11月下旬にリニューアルオープン予定の八戸市営魚菜小売市場について、市は12日から、新たに入居する店子(テナント)の募集を開始する。締め切りは9月12日。

 【お盆前の対策を呼びかけ】
 八戸市の熊谷雄一市長は9日、市庁で臨時会見を開き、人の往来やイベント、会食の機会が多くなるお盆期間を前に、改めて市民に感染防止対策の徹底を求めた。青森県外からの帰省客には、事前に各都道府県などが実施する無料検査を活用するよう呼びかけた。

 【最低賃金31円引き上げへ】
 青森地方最低賃金審議会は9日、青森県内の最低賃金を31円引き上げ、853円とするよう青森労働局に答申。物価高騰を背景に労働者の生活を重視した格好で、引き上げ率3・77%は目安額を時給で示すようになった2002年以降、過去最大。

 【六ケ所村で衝突事故 大学生死亡】
 9日午前11時10分ごろ、六ケ所村尾駮家ノ前の県道で、男子大学生4人=いずれも18歳=が乗った軽乗用車と、東北町往来ノ上、男性会社員(50)のワゴン車が衝突。軽乗用車の1人が脳挫傷により約1時間半後に死亡した。

 
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