Free北前船などの形、LEDで表現 野辺地で「光物語」

家族連れらを楽しませているイルミネーション
家族連れらを楽しませているイルミネーション

野辺地町の愛宕公園で夏の夜を光で彩る「のへじ光物語2022」が行われている。高さ10メートルほどの光のトンネルや北前船の形など約10万個の発光ダイオード(LED)電球が幻想的に輝き、家族連れらを楽しませている。

 同公園でのイルミネーションの点灯は初めて。町観光協会(理事長・野村秀雄町長)が主催した。

 5日の点灯式では野村町長が「町のPR、活性化に寄与してほしい」とあいさつ。カウントダウンに合わせ、町立馬門小の児童8人と町関係者が一緒にボタンを押すと、電球が一斉に輝き、大きな歓声と拍手が響いた。

 息子らと訪れた同町の作田麻希さん(43)は「すごくきれい。夏のいい思い出になった」と笑顔を浮かべた。

 公園内にある愛宕コミュニティーセンターには、のへじ祇園まつりコーナーを設け、山車飾りなどを展示。フォトコンテストやホタテの貝殻に願いなどを書く「ホタテガイ絵馬」も実施している。

 イルミネーションは21日まで午後6時半~9時15分に点灯する。12、19の両日には特産品販売コーナーなどが設けられる。

 
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