Free千葉高生考案メニュー、夏会席に 割烹萬鱗(八戸)で2品採用

考案したメニューを試食する溜空美さん(右)と名久井茉音さん
考案したメニューを試食する溜空美さん(右)と名久井茉音さん

八戸市の割烹萬鱗は、千葉学園高(岡本潤子校長)とコラボレーションした季節のミニ会席「はづき」を提供している。同校調理科の生徒が考案した料理2品が採用され、会席料理に夏らしい彩りを加えている。31日まで。

 コラボは、萬鱗が若者の感性を日本料理に取り入れようと同校に提案して実施。春夏秋冬ごとにオリジナルメニューを募り、萬鱗の料理人が仕上げる形を取っている。今回は「夏野菜」をテーマにした。

 同科の1~3年生56人がそれぞれアイデアを出した結果、3年の溜空美さん(18)の「玉蜀黍(とうもろこし)のムース」と、2年の名久井茉音(まの)さん(16)の「ごぼう出汁(だし)の素麺(そうめん)」が採用された。

 5日、試食会が行われ、2人が考案したメニューを含んだ料理を試食。溜さんは「私が作った時よりも軟らかく、料理とのバランスがちょうどいい。焼いたトウモロコシが載っているのも夏らしい」と笑顔。名久井さんは「ゴボウの味がしっかり利いていておいしい。自分の考えた料理を多くの人に食べてもらうのは、何だか不思議な気分」と、はにかんだ。

 「はづき」は、ランチ(正午~午後2時)のみの提供で税込み3500円。13~17日、毎週月曜は取り扱っていない。要予約。問い合わせは萬鱗=電話0178(24)1021=へ。

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