Free感謝胸に恩返しを 洋野リトルシニア、初の全国へ闘志

全国大会初出場を決めた洋野リトルシニアのメンバー(同チーム提供)
全国大会初出場を決めた洋野リトルシニアのメンバー(同チーム提供)

洋野町のオーシャンビュースタジアムなどを拠点に練習に励む硬式野球チーム「洋野リトルシニア」が、全国大会に初出場する。大会は、東京都などで8月に開催される「リポビタンカップ第50回日本リトルシニア日本選手権大会」(日本リトルシニア中学硬式野球協会主催)で、選手は周囲への感謝を胸に大舞台での活躍を誓う。

 チームは2018年発足。現在、同町や周辺市町村の中学1~3年32人が所属している。6月に宮城広瀬球場(仙台市)などで行われた、第46回日本リトルシニア野球選手権東北大会楽天イーグルスCUP(日本リトルシニア中学硬式野球協会東北連盟主催)で5位入賞を果たし、全国大会出場を決めた。

 チームは、守備からリズムをつくり、全員野球で勝利を目指すバランスの良さが特徴。最高学年が選手を決めることで、仲間に認められようと熱心に練習に取り組んでいるという。

 主将の坂上悠大さん(14)=普代村立普代中3年=は「チームの士気を高め、一丸となって強豪チームに挑みたい」と気合十分。エースピッチャーの黒坂叶人さん(15)=町立種市中3年=は「全国出場は保護者や指導者のおかげ。プレーで恩返しする」と力を込めた。

 坂上栄吉監督(42)は「応援してくれる人に感動を届けられるよう100%の力を発揮し、堂々と戦う」と語った。

 
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