Free十和田の特産で大学生支援 市が申請受け付け

ふるさと特産品支援事業をPRする職員(左)と、ニンニクをモチーフにした市のキャラクター「にんにん」
ふるさと特産品支援事業をPRする職員(左)と、ニンニクをモチーフにした市のキャラクター「にんにん」

新型コロナウイルス対策の一環として十和田市は20日、市出身の大学生や、同市の北里大獣医学部の学生を対象に、ふるさと特産品支援事業を開始した。市内の事業者が生産、販売するコメや加工品など1万円相当を提供して学生生活を応援するとともに、地元特産品の認知度向上を図る。申請は6月30日まで。

 対象の出身学生は、保護者が市に住所登録している大学生や2年以上の課程がある専門学生など。贈る特産品は、同市産米「まっしぐら」6キロのほか、レトルト商品、スタミナ源たれ、十和田にんにくラーメン、黒ニンニク、菓子詰め合わせなど。宅配で発送するため、常温商品のみとする。

 申請は市役所窓口への郵送、持参、オンラインで受け付けており、学生の保護者も可。25日から順次発送する。

 同学部生に対しては、5月下旬以降に大学構内で配布日を設ける。商品には野菜や精肉などの生鮮品も加える予定だ。

 事業費は約3千万円。対象は2500人程度を見込んでいるという。小山田久市長は「学生は市の宝。学生と市のつながりに寄与するものと期待する」とのメッセージを寄せた。

 問い合わせは、市とわだ産品販売戦略課=電話0176(51)6743=へ。

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