天鐘(4月3日)

「山笑う」は変遷する四季の表情を擬人化したもので、春の季語。4月初め、北国の里山はすっかり目覚めたが、深山はまだ厚雪を着込んで“微睡(まどろ)んでいる”かのように見える▼中国北宋の画家、郭煕(かくき)が画論で「春山淡冶(たんや)にして笑い、.....
お気に入り登録