１９６９年７月２１日午前（日本時間）、米国が打ち上げたアポロ１１号の着陸船が月面に着陸。重い宇宙服に身を固めたニール・アームストロング船長（３８）、エドウィン・オルドリン操縦士（３９）の２人が人類として初めて月面を踏みしめた。

　記事では、アームストロング船長が「これは人間にとって小さな一歩だが、人類にとっては大きな一つの躍進だ」と第一声を発したことを伝えている。月面からニクソン大統領との交信にも成功。着陸の様子はテレビ中継され、世界中の人々がブラウン管にくぎ付けとなった。