Free記憶風化させない 八戸市庁で東日本大震災写真展

八戸市庁で始まった東日本大震災の写真展
八戸市庁で始まった東日本大震災の写真展

八戸市庁本館と別館の1階市民ホールで8日、東日本大震災による被害状況などを記録した写真展が始まった。市職員や市民らが撮影した津波が押し寄せる瞬間や避難所の様子などの写真102枚を展示。来場者が当時を思い浮かべながら見入っている。15日まで。

 震災の記憶を風化させないことや防災意識の高揚を目的に市が毎年開催。津波が襲った状況を時系列にまとめたコーナーや、被災時と復興時の様子を対比したコーナーなどが設けられている。震災以降に建設された防災施設も紹介している。

 同市河原木、パート小笠原優子さん(68)は「11年たつが、あの日の恐怖は忘れられない。写真を見て改めて災害に備えようと思った」と語った。

 時間は午前8時15分~午後5時(最終日は同4時)。本館は12日は正午までで、13日は閉庁日。

………………………………………

※地域のニュースはデーリー東北で。まずはアプリをダウンロードしてお試しください。無料コンテンツもたくさんあります。
https://www.daily-tohoku.news/user-guide-app

 
お気に入り登録