２０２２年度青森県立高校入試が８日、全日制４３校、定時制６校で一斉に行われ、約７５００人が試験に臨んだ。

　八戸西高では、新型コロナウイルス対策を講じながら普通科、スポーツ科学科の２学科で試験を実施。マスク姿の受験生は、直前まで参考書などを読み込み、緊張した面持ちで本番に臨んでいた。

　県教委によると、木造高で国語の聞き取り問題の音声が開始から１分１５秒遅れて流れるトラブルがあった。国語の終了時間を延ばして休み時間で調整したため、その後の試験は予定通り行われた。放送器具の不具合が原因だという。

　出願者は全日制で４３校９４学科に７１９９人、定時制が６校１２学科（部）に３１１人。倍率は全日制が０・９９倍、定時制は０・６５倍。

　やむを得ない理由で受験できなかった生徒の追検査（追試験）は１６日に行われる。合格発表は１８日。

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