Free家具に工夫をひとつまみ 久慈工高生が「建築展」

久慈工業高の生徒たちの力作が並ぶ「建築展」
久慈工業高の生徒たちの力作が並ぶ「建築展」

岩手県立久慈工業高(藤原徳久校長)建設環境科建築コースの生徒による「建築展」が22日、久慈市の道の駅やませ土風館多目的ホールで始まった。3年生が手掛けた卒業制作の木製家具などがずらりと並び、技術力の高さを示している。23日まで。

 3年生10人は昨年5月から、本棚や椅子、ハンガーフック、ポストなどの木製家具製作に取り組んだ。作品には、生徒それぞれが考えた工夫が施されている。スライド本棚を制作した卯城大梧さんは「仕分けできるようにスライドする仕切りを取り付けた。うまくできた」と話していた。

 1、2年生は実習で制作した木製の文書箱やフラワーチェアのほか、製図、建築展ポスターのデザインを出展した。会場には市民らが訪れ、生徒たちの力作をじっくりと見ていた。

 入場無料。23日の時間は午前10時~午後3時半。

 
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