Freeキックボクシングで東北ランク上位に 「パラエストラ八戸」の小学生2人

キックボクシングの大会で勝利し、25キロ級の1位に立った元沢心隆君(左)と35キロ級2位となった宮川煌麗君
キックボクシングの大会で勝利し、25キロ級の1位に立った元沢心隆君(左)と35キロ級2位となった宮川煌麗君

八戸市の格闘技ジム「パラエストラ八戸」に所属する市内の小学生2人が、11月に宮城県名取市で開かれたキックボクシング大会「聖域(サンクチュアリ)チャレンジ29」(PCK連闘会など主催)で勝利し、東北地区ランキングの上位に入った。八戸市立根城小1年の元沢心隆(しりゅう)君(7)は聖域チャレンジ25キロ級の1位、白山台小4年の宮川煌麗(きあら)君(10)は同35キロ級の2位となった。

 元沢君は今回が初陣だったが、対戦相手となったランキング1位の選手に見事勝利を収めた。「勝ててうれしかった。攻めている時が楽しい」と笑顔を見せ、「フックが得意。もっともっと練習して、将来は世界チャンピオンになりたい」と声を弾ませた。

 宮川君は9月のデビュー戦に勝利してランキング3位に付け、今回が2戦目。2位の選手と対戦して連勝を飾り、ランキングを一つ上げた。「緊張したけど、練習を頑張ってきたのでうれしい。次も勝って1位になりたい」と意気込んだ。

 2人は同ジムで、キックボクシングのほか、ブラジリアン柔術と総合格闘技も学んでいる。西塚丈人代表は「新型コロナウイルスの影響でつらい時期もあったが、報われて本当に良かった。格闘技を経験することで、子どもたちには優しくて強い人になってもらいたい」とエールを送った。

 
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