Free週間ダイジェスト(12月11~18日)

▽三戸の農場で鳥インフル発生
 青森県は11日、ブロイラーの種鶏を飼育する三戸町の農場で、高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したと発表した。県内の農場で飼育されている鳥での鳥インフル発生は2016年以来。

  ▽尻屋沖に大量のイワシ死骸
 12日午前7時45分ごろ、東通村尻屋崎の南東約46キロの海域で、海自八戸基地の航空機が大量の魚の死骸を発見した。八戸海保によると、魚の大半はイワシで、幅約50~100メートル、長さ約4キロの帯状の範囲に浮いていた。

 ▽埋却、防疫措置を完了
 三戸町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、青森県は14日、殺処分した鶏7250羽と汚染物品の埋却作業などを終え、養鶏場の防疫措置を完了したと明らかにした。

 ▽年内に支払いへ
 八戸港沖で8月に発生した貨物船座礁事故で、船主側は15日、油流出の影響などで休漁する八戸市内の2漁協の漁業者に対し、年内に休業補償の一部を支払うと明らかにした。漁協の具体名や金額は明言しなかった。

 ▽半年後の効果、6割に低下
 青森県立中央病院(青森市)は16日、同病院でファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを接種した職員の血液を調べたところ、2回目の接種から半年後には、感染を防ぐ効果が約6割に低下していることが分かったと発表した。

 ▽7カ所に集約
 青森県警は来年4月1日から、運転免許更新の申請場所を、運転免許センター(青森市)、八戸、弘前、むつの各運転免許試験場、三沢、十和田、五所川原各警察署の7カ所に集約する。免許保有者の減少などを考慮した。

 ▽三戸城跡が史跡指定へ
 国の文化審議会は17日、戦国時代に北奥羽地方最大の勢力を誇った三戸南部氏の居城「三戸城跡」(三戸町)を史跡に指定するよう、文部科学相に答申した。「北東北の築城技術を知る上で重要」と評価された。来年4月以降、官報に告示され、正式指定となる。

 ▽工大一がV25
 青森県高校スケート選手権アイスホッケー競技最終日は16日、テクノルアイスパーク八戸で決勝が行われ、工大一が八戸工を下し、25連覇を果たした。

 ▽三陸沿岸道が全通
 国が東日本大震災の復興道路として整備を進めてきた三陸沿岸道路は18日、未開通だった久慈IC―普代村第16地割間(25キロ)が開通。八戸市から仙台市までの自動車専用道路(総延長359キロ)が全通した。

 
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