FreePCR検査センター開設へ 八戸市、民間と連携

八戸市の小林眞市長は27日の定例会見で、民間企業と連携して市内の公共施設内に新型コロナウイルスのPCR検査センターを開設する考えを示した。手軽に検査が受けられる態勢を整えることで、市内の感染防止につなげる。

 小林市長によると、センターでは検体採取から検査結果が判明するまで最短2日を想定しており、結果は個別にメールで通知する。運営は民間企業が行い、市は場所の提供や運営のサポートを担う。

 小林市長は「八戸は企業が多く、出張で陰性証明がいるといった話も聞く」と開設の必要性を強調。センターの詳細は検討段階としながらも「できるだけ早く開設できるよう努力したい」と述べた。

 一方、青森県の要請に応じ、営業時間の短縮に協力した市中心街の飲食店に対して支給される協力金については、24日現在で254件の申請を受け付け、このうち169件の支給が9月末までに完了すると見通しを説明。最近の市内の感染動向については「(感染者数が)かなり減ってきており、少し希望が持てる状況になっている」との見方を示した。

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