青森県内は３１日、多くの地域で青空が広がり、ぽかぽか陽気の天気となった。八戸市の史跡根城の広場では、梅の花が見頃を迎え、散歩をする市民らが足を止めて色鮮やかな花をじっくりと眺めている。

　青森地方気象台によると、同日の最高気温は三戸が１８・３度、十和田が１７・２度、八戸が１３・９度など、４月中旬から５月上旬並みの暖かさとなった。

　同広場を管理するＶＩＳＩＴはちのへ史跡根城の小田勝子施設長は「梅を見ると、これからさまざまな花が芽吹いてくると実感できる。ゆったりと四季折々の風景を楽しんでほしい」と話していた。

　梅の花は４月上旬まで楽しめる見通し。６月には、子どもたちを招いて梅の実の収穫体験も行う予定。