【刻む記憶 鉄路をつなげ】(2)乗客の救済

東日本大震災直後のJR東日本盛岡支社は混乱状態だった。物が散乱し、電気が消えたオフィスで営業部長の森崎鉄郎さん(44)は各地の社員に電話をかけ続けていた。安否確認を急いだが応答はない。唯一つながった、三陸沿岸の釜石駅からは「高台へ避難する」.....
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