Free八戸工高測量チーム、測量部門で頂点 ものづくりコンテスト東北大会

賞状やトロフィーを手に笑顔を見せる(左から)佐々木夢飛さん、西舘華子さん、山下柊さん、田名部昂大さん。右は市島正幸教諭
賞状やトロフィーを手に笑顔を見せる(左から)佐々木夢飛さん、西舘華子さん、山下柊さん、田名部昂大さん。右は市島正幸教諭

青森県立八戸工業高(瀨川浩校長)土木建築科の1年生チーム(山下柊(しゅう)さん、西舘華子(こうこ)さん、佐々木夢飛(ゆめと)さん、田名部昂大さん)が、10月末に宮城県大崎市で行われた高校生ものづくりコンテスト東北大会(東北地区工業高校長会主催)の測量部門で頂点に立った。チームで助け合いながらつかんだ栄冠に、山下さんは「優勝できるとは思わなかったので、びっくりした」と喜びをかみしめた。

 チームは、今年8月の県大会で優勝。東北大会では、各県代表の7チームが、地面に記された五角形の内角計測や、はじき出したデータの計算作業などに取り組み、その正確性と速さを点数化した合計点で争った。

 大会では、五角形の計測を思うようにできなかったが、東北大会のみ助っ人として参加したマネジャー田名部さんの励ましもあって、「気持ちを切り替え、最後まで諦めなかった」(佐々木さん)。休憩時間に計算方法を復習し合った結果、高得点をたたき出し、僅差で他校を上回ることができた。

 同校の測量部門東北大会Vは8年ぶりで、1年生チームの頂点も快挙だ。今年は全国大会が中止になったため、西舘さんは「来年はさらに良いデータを出して全国大会に行きたい」と抱負を述べた。
賞状やトロフィーを手に笑顔を見せる(左から)佐々木夢飛さん、西舘華子さん、山下柊さん、田名部昂大さん。右は市島正幸教諭

 
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