Free十和田市の居酒屋、オリジナル日本酒「わんつか」開発/テークアウト限定で販売

テークアウト限定で販売する、オリジナルの日本酒「わんつか」
テークアウト限定で販売する、オリジナルの日本酒「わんつか」

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で客足の減った飲食店などが、新たなサービスとして取り組むテークアウト。十和田市の居酒屋「酒と肴(さかな) さかずき」は、オリジナルの日本酒「わんつか」を開発し、テークアウト限定で販売している。店主の本吉勝也さん(39)は「外出自粛など制限がある現状だが、飲食の楽しみを少しでも提供したい」と話す。
 青森シャモロックを使用した料理や、こだわりの地酒などを売りにしてきた同店。現在はテークアウトのみの営業で、店の料理などと一緒に家庭で楽しめる日本酒を作ろうと考案した。
 国税局が飲食店などの救済措置として4月に新設した、酒類の持ち帰り用販売を一時的に認める「期限付酒類小売業免許」を取得。同市の酒造会社「鳩正宗」の杜氏(とうじ)や、親交のあったクラフト作家miu・labo(ミウラボ)さんと共に商品開発を行い、4月下旬から販売を始めた。
 「わんつか」は純米酒で、1本180ミリリットル入り。ラベルには、かわいらしいオリジナルキャラクターをあしらった。価格は800円(税込み)。
 問い合わせは午後4~7時に受け付ける。連絡は「酒と肴 さかずき」=電話0176(58)5586=へ。
テークアウト限定で販売する、オリジナルの日本酒「わんつか」

 
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