みさわ国際交流協会（月舘学会長）は１７日、三沢市国際交流教育センターで、外国人を対象にした料理教室を開いた。米軍三沢基地の軍属や家族ら約１０人が、太巻きやみそ汁作りを体験し、日本文化に触れながら日米の交流を深めた。

　料理教室は、新型コロナウイルスの感染が落ち着いたため４年ぶりの開催。

　参加者はキュウリやかんぴょうを入れた巻きずしや押しずし、豆腐のみそ汁作りに挑戦。すしの具材になる錦糸卵を作った後、巻きすを使ってのり巻きを体験した。

　かんぴょうが野菜であることや、桜でんぶが魚肉で作られていることに興味を持つ参加者も。同協会メンバーのアドバイスを受けながら一本の巻きずしを完成させた。

　唐揚げなど日本料理が好きという、米国出身のドナルド・ラスタさん（５８）は「初めて体験したけれど、とても楽しくできた」と笑顔を見せた。