Free部の伝統、いつまでも語り継ぎ 八戸高IH部90周年で式典

創部90周年を祝う出席者
創部90周年を祝う出席者

青森県立八戸高アイスホッケー部OB会(吉田誠夫会長)は11月26日、八戸パークホテルで同部の創部90周年祝賀会を開いた。OBら45人が思い出話に花を咲かせ、部の伝統を語り継いでいくことを誓った。

 同校アイスホッケー部は1929年に創部。現在ある高校のアイスホッケー部としては、北海高(札幌市)と並んで最も古い歴史を誇り、47年から国体冬季大会を連覇するなど輝かしい功績を残した。祝賀会は新型コロナウイルスの影響などで延期していた。

 吉田会長が「諸先輩方の努力の積み重ねのおかげ。伝統を大切にし、OB会として部活動の継続をフォローしていくことが大切だ」とあいさつ。同部OBで県アイスホッケー連盟の橋本昭一会長の音頭による乾杯に続き、出席者が自身の近況を報告した。金入孝明さん、鈴木(旧姓佐藤)あゆみさんらオリンピアンも出席したほか、会場には歴代ユニホームや過去の活躍を伝える新聞記事なども用意された。

 会の終盤には現役部員も参加。3年の夏川戸颯人主将(18)は「伝統ある部活でプレーできるのは本当にうれしい。今後の試合でも八高らしいプレーをしたい」と話した。

 
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