Free還暦VS小学生 勝利はどっち? 五戸で親善野球大会

熱戦を繰り広げる選手たち
熱戦を繰り広げる選手たち

五戸町の還暦野球チーム「五戸フェニックス」と地元小学生チーム「ヤング五戸BBC」による「第11回五戸フェニックス杯親善野球大会」が23日、五戸ドームで行われた。祖父と孫ほどの年齢差があるチーム同士が世代を超えて熱戦を繰り広げた。

 大会は2012年にスタート。例年夏に開催していたが、今年は新型コロナウイルスの影響で秋の開催となった。

 フェニックスは60~85歳のチーム。行昇(ゆきのぼる)会長によると、元々打力が自慢のチームだが、今年還暦を迎えた3人が加わり、さらに力強くなったという。

 フェニックスの高橋忠一さんがピッチャーを務め、息子の小野寺克仁さんが球審、高橋さんの孫で、ヤング五戸BBCのキャプテン小野寺健太君(町立五戸小6年)がバッターの3世代による始球式が行われた。

 試合は6回まで行われ、両チームとも好プレーが続出する白熱した展開となった。初回から好機を生かして加点したヤング五戸BBCが5―2で勝利した。

 閉会式で行会長は「これからもお互い力をつけ、三戸郡を代表するチームを目指して頑張りましょう」とあいさつ。

 最優秀選手賞を獲得したヤング五戸BBCの高村華楓さん(町立倉石小6年)は、この試合で1打点をマーク。「フェニックスは強かった。今後も投打の両方で活躍できるように頑張りたい」と語った。

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