Freeお酒とうまく付き合うには? アルコール依存症テーマ 八戸市民健康セミナー

アルコール依存症について講演する馬渡晃弘医局長
アルコール依存症について講演する馬渡晃弘医局長

八戸市総合健診センター(岡本道孝所長)は7日、八戸グランドホテルで市民健康セミナーを開いた。アルコール依存症をテーマに講演会を行い、市民ら約80人が適正な飲酒量などに理解を深めた。

 同健診センターによると、受診者の質問票を集計した結果、全国に比べて飲酒頻度と飲酒量が多い傾向が分かったという。

 セミナーでは、アルコール依存症の治療を行う青南病院(同市)の馬渡晃弘医局長が「お酒とうまく付き合うために知っておきたいこと」と題して講演。依存症が疑われる症状として「ほどほどに飲めない」「飲むのをやめると体調が悪くなる」などを例示した。

 治療には「入院や断酒しかなく、ハードルが高いとされていたが、外来での飲酒量低減という新たな選択肢もある」と説明。依存症リスクを減らす対策に▽お酒をストックしない▽晩酌前後に散歩やドラマを視聴するなど暇な時間をつくらない―などを挙げ、「お酒について考え、気軽に相談してほしい」と話した。

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