Free犠牲者へ哀悼の祈り 八戸で戦没者追悼式

花を手向けて手を合わせる参列者
花を手向けて手を合わせる参列者

八戸市戦没者追悼式が7日、同市の東霊園内にある英魂之碑前で行われた。参列した遺族らが、戦禍で犠牲となった約3千人に対し、哀悼の祈りをささげた。

 市連合遺族会(奥田卓司会長)が主催。市内各地区から会員16人が出席した。英魂之碑は1973年に建立。会員らは石碑を拭くなど、周囲の清掃をしてから式典に臨んだ。

 全員で黙とうした後、奥田会長が「先人の努力で戦災からの復興と経済発展を成し遂げてきた。悲惨な戦禍を繰り返すことがないよう、平和の尊さと歴史の教訓を次の世代に語り継ぐ責務を果たす」と追悼の言葉を述べた。

 続いて、参列者は戦没者の名前が刻まれた石碑に献花し、静かに手を合わせて平和への願いを込めた。

 
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