Free小松製菓(二戸)板チョコ銅賞、世界大会へ ICAアジア太平洋大会で高評価

銅賞に輝いた「ナンブタブレット」をPRする青谷耕成執行役員(右)ら
銅賞に輝いた「ナンブタブレット」をPRする青谷耕成執行役員(右)ら

世界の優れたチョコレートを審査する団体「インターナショナル・チョコレート・アワード(ICA)」によるコンテストのアジア太平洋大会で20日、二戸市の小松製菓(小松豊社長)が出品した板チョコ「ナンブタブレット」が、銅賞を受賞した。今後、各地区の大会で選ばれた入賞作品が参加する世界大会に進む。

 ICAは2012年に発足。地区大会はアジア太平洋やアメリカ、ヨーロッパなど13のエリア別に行われている。世界全体で毎年延べ3千以上の作品がエントリーされる、大規模なコンテストとなっている。

 同社は、アジア太平洋大会の「風味付けされた板チョコ」部門に19品を出品。5~7月、世界各国の審査員による選考で、金、銀、銅賞が決まった。

 授賞式は同日夜、香港を会場にオンラインで開かれた。同社社員は市内の店舗に集まり、スクリーンで受賞作品発表の様子を見守った。銅賞の獲得が決まると、拍手して喜びを分かち合った。

 ナンブタブレットは、チョコと南部せんべいを練り上げる工程から混ぜて作り、さくさくした食感と、チョコと煎餅のマッチした風味が楽しめる。同社は18年に世界大会で銅賞に輝いており、それ以来の進出となる。

 青谷耕成執行役員は「金賞を目指していたので悔しさはあるが、世界大会でも良い評価を得られるよう頑張りたい」と話した。

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