Freeみこしや踊りにぎやかに 3年ぶり「九戸まつり」開幕

郷土芸能を披露する子どもたち
郷土芸能を披露する子どもたち

九戸村で16日、夏の一大イベント「九戸まつり」(同実行委員会主催)が3年ぶりに始まった。初日は戸田地区で神明宮みこし渡御が行われ、虎舞や獅子踊りなどの郷土芸能を見物客らが楽しんだ。19日まで。

 今年は3年おきに開催している同地区の「神明宮祭典」(16~18日)で開幕した。みこし渡御には郷土芸能6団体が参加。地域に伝わる勇壮な舞やお囃子(はやし)を次々に披露し、沿道に集まった観客の注目を集めた。

 同地区の自営業皆川真紀さん(50)は「コロナ禍の中で久しぶりのお祭りだが、子どもたちにとって地域の大人と触れ合う機会も減っているので、良い経験になったと思う」と話した。

 17日は伊保内地区の「熊野神社祭典」(17~19日)が始まり、村中心部で午後4時から、みこし渡御や山車運行などを行う。同8時から花火大会も予定している(雨天の場合は19日に順延)。

 最終日の19日は午後4時から山車運行などを実施する。

 
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