Free学生支援でドンとコメ1トン 米穀卸業者、八学大などに寄贈

河村泰輔常務(左)からコメを受け取った堀江拓矢さん(中央)と川村凜さん
河村泰輔常務(左)からコメを受け取った堀江拓矢さん(中央)と川村凜さん

新型コロナウイルスにより、経済的な影響を受ける学生に元気を出してもらおうと、米穀卸業ライケット(八戸市、河村忠夫代表)は15日、八戸学院大と同大短期大学部の学生らに青森県産米約1トンを寄贈した。

 コロナの影響でアルバイトができなかったり、仕送りが減ったりした学生を食の面からサポートしようと、本年度から実施している。希望する学生約350人にコメ2キロ、学生食堂や提携する下宿には10キロをそれぞれ贈った。

 同大で行われた贈呈式では、同社の河村泰輔常務が「3食を削って生活している学生もいると聞く。食事は大事な要素なので、お米をいっぱい食べて、元気を出してほしい」と述べ、代表の学生2人に2キロ入りのコメを手渡した。

 受け取った同大3年の堀江拓矢さん(20)は「コメは大切な栄養。2キロももらえるのはありがたい」と笑顔。短期大学部2年の川村凜さん(20)は「おいしいお米を食べて、夢の実現に向けて頑張りたい」と話した。

 同社の取り組みは、同大を含む県内の大学や短大計11校が対象。寄贈は5月下旬から行っており、6月中に完了する見込み。

 
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