Free「わたしサツキ。よろしくね」 浅虫水族館でアザラシの赤ちゃん誕生

浅虫水族館で誕生したゼニガタアザラシの「サツキ」
浅虫水族館で誕生したゼニガタアザラシの「サツキ」

青森市の浅虫水族館でゼニガタアザラシの赤ちゃんが生まれた。元気いっぱいに動きまわり、愛らしい姿を見せている。名前は「サツキ」。5月生まれのメスで、岩場に咲くサツキの花のようにかわいらしく育ってほしいと願いを込め、名付けられた。

 ゼニガタアザラシは体に穴の空いた銭形の模様があるのが特徴。同館で赤ちゃんが生まれるのは初めてで、現在、体重は出生直後から倍近くの約32キロとなり、順調に育っている。

 日中は母親の「静(しず)」が見守る中、ほかの泳いでいる大人のアザラシを追い掛けるなど活発。それでもまだ赤ちゃんなだけに、あくびをして、昼寝をしたりと愛嬌(あいきょう)たっぷりだ。飼育員の桃井綾子さん(30)は「子供と思えないぐらい堂々としている」と、“スターの素質”に太鼓判。水族館の人気者になる日は近い?

 
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